我が家には娘（8歳）と息子（5歳）がいる。2人とも可愛くて愛おしくて目に入れても痛くない程だ。いやごめん、目に入れたらさすがに痛い。
そんな愛する我が子達だが父親からすると息子の可愛さとは違い、娘に対して感じる可愛さは別物だと思う。
息子に関しては道端に落ちているウンコをツンツンでも、高い場所からジャンプでも好きにすれば良いと思っている。娘に関しては壊れそうな人形を扱うような感覚で世の中の汚い部分は見せたくないし『パパが世界一好き』と一生言って欲しい。
娘が高校生になり彼氏と手を繋いで歩いている場面を万が一見てしまったら、どうき・息切れ・気つけで「救心」一瓶を一気飲みするだろう。ついでに「薬用養命酒」も一気飲みできるレベルだ。
それほど娘に対しては息子とは違う別物の愛情や可愛さがある。
娘がかわいい理由
全国のお父さん達も同じ事を感じているだろう娘への愛情の違和感。
何故息子とは少し違う感情や愛情が生まれるのか。娘と息子で愛情表現や行動に違いがあるためと思い、娘への愛情の正体を考えてみた。
ツンデレ娘にやられる
男は基本的におバカ男子だ。
息子も例外ではなく活発でやんちゃ。壁があれば修行と言っては登るし落ちるし、横断歩道の白線は吊り橋で踏み外したらワニに食べられゲームオーバーになる。
娘も活発ではあるが女の子特有の大人びた考え方をしているので基本的に無駄な事はしない。おしとやかで品がある姿に父親としてちょっかいを出したくなるのだ。
娘に絡んではシカトされて諦めずに更に絡む。しつこく絡んでいくと娘が笑い出すのだがソレに萌える。そう、娘を可愛いと思う理由の1つはツンデレだからだと思う。
お洒落や大人ぶる姿にキュン
男子は基本的に服装は何でも良い。息子なんて靴下左右が別でも気にしない。
それが女子となれば早い段階でお洒落に目覚める。フリフリスカートや原色ワンピースなどを着るので毎日がファッションショーだ。
一生懸命コーディネートを考えている娘の姿を見てボソッと『コーディネートはこうでねぇと…』と言った言葉はシカトされ宙に消え、服装で雰囲気が変化していく娘の姿を見てはキュンとするのだ。
可愛い表情やポーズ
男子は大体戦隊物が好きだ。ウチの息子も戦隊系が好きだからキリッとした顔をしながら決めポーズをする。
対する娘はすみっコぐらしやプリキュアなどが好きだ。それらアニメは可愛い仕草や笑顔が中心となるため娘のポーズや表情も自然と可愛い仕草になる。
様々な仕草や表情を見せてくれる娘を見ては愛らしく感じるのだ。
娘はパパが大好き
息子はママが大好きだ。
僕が妻に触ろうものなら本気で怒るのでソレに抵抗して『おいおい。その女は俺に惚れてるんだぜ。彼氏面してんじゃねーぞ』と言うと息子が殴りかかってくる。
妻を巡って父親と息子の本気バトルが始まるほど息子はママが大好きなのだ。
その息子とは反対に娘はパパが大好き。寝る時はほっぺたに手を添えてあげると喜ぶし布団にも入ってくる。甘えてくるし好きでいてくれるから余計に可愛く感じるのだろう。
妻の遺伝子を引き継いた異性
娘が異性だから可愛く感じるのは間違いなくある。ただ異性だからといって無条件で可愛く感じる訳では無い。
色々と書いたが結局は「妻の遺伝子を引き継いだ異性だから可愛い」の部分が大きいと思う。惚れた妻の遺伝子を継いで外見も内面も嫁に似ている娘だから余計に可愛く愛おしく感じるのだ。
娘に対して息子とは少し違う可愛いや愛情の感覚が生まれる理由はココの部分が大きいだろう。
娘はいつまでも可愛い
最後となるが、
自分の両親に『子供は何歳になっても子供。いつまでもかわいい』と言われた事がある。
その発言に、体脂肪率高くて体にまとってるのはUNIQLOヒートテックではなく、脂肪ミートテックで冬場でも汗っかきのオッサンの僕を可愛く見える訳が無いだろうと思った。
ただ今なら両親の言っている事も分かる気がする。息子や娘が何歳になろうといつまでも子供で可愛く見えるだろう。
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