子供ってさ。失敗やミスした事を隠したりしません?
我が家では息子がソファーの上でアップルジュースが入ったコップを落としてしまい、その事を隠そうと濡れた部分に毛布を敷いてその上に座ったのだ。
二次被害もいいところでソファーや毛布にジュースが染み込むわ、その上に座っていた子供のズボンにも染み込むわ、染み込んだズボンで歩き回るから壁や床にも付くわで大変だった。
部屋に入った瞬間に漂ってくるアップルの香りに『あらやだ。臭い付き消臭力でも買ったのかしら』と一瞬、西川貴教とミゲル君がウチに来てると錯覚したがベタ付く床を踏んで現実に戻されたのだ。
もうさ、失敗した時に報告してくれれば良いのに隠す事で被害が拡大してしまう事あるよね。そこで子供が失敗を隠す理由について調べてみたところ「怒られるから」との情報が多かった。
隠す理由は怒られるから
調べていく中で失敗を隠す理由が「怒られるから」との情報を多く見かけた。
いや、ソファーにジュースをこぼしたらそりゃ怒るでしょ。と思いつつ、確かに誰だって怒られるのは嫌だし避けたいと思う。更に「悪い事をした」罪悪感なども合って隠したい気持ちは分かる。
なぜ隠し通せると思った息子よ
叱られるのが嫌で隠す気持ちは分かる。でもな息子よ。
部屋中アップルジュースでベタベタで、ソファーや毛布はベチョベチョだ。そんな状況で親がソファーでひと休みする時に『このソファーベチョベチョだけど気にならない☆気にならない☆』とはならんのだよ。
こんな状況でなぜ隠し通せると思ったんだよと。部屋全体がベタベタのベチョベチョなのに隠し通そうとするモノだからついに我が家にも「水曜日のダウンタウン」が来たかと思ったよ。
隠させないために
説明した通り、子供が失敗・ミスを隠した場合被害が拡大する。
そのため隠させない事が1番だがどうすれば良いか。やはり隠す動機として「怒られるから」の部分が大きいので怒らない事が良いと考えた。
ミスを責めない
『いやいや、子育て育児で怒らないとか無理でしょ?』ってアナタの気持ちは分かるよ。ソファーを甘いジュースでベチョベチョにされてみ?戦場カメラマン「渡部陽一」でも早口でまくし立てるレベルだわ。
ただね。そんな怒りをグッと抑えて「何故失敗をしたのか・今後失敗しないためにどうすれば良いか」を一緒に考える事で子供は「失敗=怒られる」から「失敗=成功の元」と考えが変わる。
考えが変わる事でミスを隠す事はなくなり、逆にミスについて報告し反省し次に活かしてくれるのだ。
育児で怒らない出来るの?
『んで?管理人は子供に怒らないで対処できるの?』との声が聞こえてきそうだが、怒らないとか無理だ。
『は?』と思われるかも知れないが子育て・育児をして子供に怒らないとか酒を飲んでヘラヘラしている時ぐらいで、通常時で怒らないとか無理だ。ただし頭ごなしに怒ることは止めた。
子供が失敗した時は本人の意見や状況を聞き「何故失敗したのか・今後失敗しないためにどうすれば良いか」を重点的に話をするようにしたのだ。
失敗を教えてくれる
頭ごなしに怒る事を止め話を聞く事を続けたら息子が失敗・ミスを隠す頻度が劇的に減ったのだ。
息子の意識が変わった事で失敗を報告をしてくれるようになった。このまま続ければ隠す回数をゼロに近づけると感じたので、頭ごなしに怒ることなく対話を続けてみようと思う。
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